士幌小屋チセフレップは、北海道・十勝の士幌町にある、北海道大学恵迪寮自治会と士幌町が共同で管理・運営している小屋です。
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    「在寮中に更新できませんでしたごめんなさい。4000字レポート分以上書いたので許して下さい。
    アップロードして写真加えてください。」

    この記事は、この春卒寮した魚肉さんが
    卒寮後に送ってきてくれたものです。
    「自分が責任を持って魚肉に代わってアップする!」
    と言った元300委員長は誰でしたっけ?まあ、思い出せません。
    だから私がアップしますが、
    残念ながら写真をだれが持っているのか特定できませんでした(><)
    ということで、100%文章の士幌ブログです。
    たまにはいいかな、
    読みにくいですが、
    文学部の大学院生の素晴らしい文才によって書かれたものですので、
    楽しんで読んでくださいね!
    …魚肉さんごめんなさい!

    あ、思い出シリーズの時系列が前後してしまい申し訳ありません。

    では行きますよ!
    ↓↓↓↓↓


    1月26日~27日に行われた氷まつりツアーについて書きます。
    すごく遅くなってしまい申し訳ありません…私の怠慢です。
    その代わりにできるだけ詳しく書くつもりなのでご容赦を。

    出発は26日土曜日。応吹(応援吹奏楽団)の飲みから帰ってきて眠そうなさっちゃん(1)を起こして集合、朝のうちに出発。9時前には出たはず。
    さっちゃんや熊谷さん(4)といった援団(応援団)関係の人にも参加してもらえる日程でした。

    ツアーは車割り(振り)から始まります。
    ミニバンにはアリゾナさん(6)・エドさん(3)・ローションさん(2)・ローターさん(2)・やくざさん(1)・さっちゃん・私。
    小型の方には熊谷さん・さんおつさん(3)・ジェンダーさん(2)・てじーさん(1)。
    帯広氷まつり会場を目指して別々に出発。

    ミニバンはたまにコンビニに寄ったりホーマック(ホームセンター)でスコップやコンロを仕入れたりしながら旭川方面へ。
    札幌を出て北上、砂川を通るので委員長のリクエストでスイーツロード(菓子店が多い通り)の北菓楼本店で降りました。
    例によって引きが発生、大半の人がシュークリームを選ぶ中やくざさんはモンブランを選び、しかも焦らないので追いてきの危機に。会計したのがアリゾナさんだったので当然のなりゆきです。
    その日は道路が凍りついてつるつる、駐車場を走るのも危ない。店の前に立っている警備員さんが気を付けてと声をかけてくれました。アリゾナさんによると警備員さんは3人くらいいてみんなノリがいいらしい。

    旭川までは行かず、途中で折れて富良野へ。昼食は富良野名物のオムカレーだったのですが私がやたら遅かったです。
    その店は作るところをパフォーマンスのように見せてくれるのでずっと眺めていました。マスター曰く、認定のオムカレーの店でこのようにしているのはここだけ、とのこと。名前は失念しましたが場所は覚えています。
    寮の勉強机を横に2つ並べたくらいの鉄板の上で卵を溶いたり豚肉を焼いたり米を炒めたり。ヘラを器用に操るのが手品のようでした。

    富良野ではチーズ工場とワイン工場に寄りました。
    チーズ工場ではやっぱりみんな試食コーナーへ。そこしか見ない人もいたような。ワインが入ってマーブル模様になっていたチーズはここで初めて見ました。
    チーズの種類は全然分からないのですが、見ていると「ねずみのアナトール」を思い出します。工場に忍び込んでチーズをつまみ食いしては的確なアドバイスを残すねずみの話。小学校の国語の教科書に載っていました。
    もちろん試食コーナーばかりでなく展示を見たりお土産を買ったり。ゴム製の牛の乳搾りもしました。

    ワイン工場は小高い山(丘?)の上にありました。
    入ったらまず地下へ。巨大なワイン樽が並びます。いくつかの樽にはでワインの染みがあったのですがそれは中身が滲んだのではなく取り出す時にこぼしたものだそう。
    熟成中に樽に吸われた分を「天使の取り分」と言うそうですがどのくらい減るのか気になります。
    年代物のワインボトルが並ぶコーナーもありました。
    2階は試飲コーナーと売店と展示。見たはずの展示プレートの内容を全く思い出せません。
    覚えているのは窓の外が曇っていたこと、天気が良ければさぞ眺めがいいだろうと思ったこと。
    試飲は赤ワインと白ワインとが置いてあり、ちょっといいワインやジュースは説明つきで注いでもらいます。
    正直ワインの味はさっぱり分かりません。おいしかったような気はします。

    富良野でのんびりしすぎたせいで時間がぎりぎり、花火が18時に始まるのに辛うじて間に合うかといったところ、それも高速を使ってです。
    路面の状態は期待したようによくはありませんでしたが、車がいなかったのと下道のように信号につかまらないので割と早く行けました。それに思ったより安上がり。
    でも高速が一車線で北海道の高速の大半はこうだと聞いたのには驚きました。
    音更帯広までは行かなかったはず。会場に近いと思われる出口で降りて下道を頑張って行って(ドライバーさん本当にありがとうございます)会場へ。

    会場近くに車を停めて走ったのですが、その途中で花火が上がり始めました。
    何このぎりぎりの感じ、とは一緒に走っていたエドさんの言。
    走りながら花火を見て、会場について息を整えながら続きを見て。
    そういえばその日は全然寒くなかったことを思い出しました。帯広の夜なのに氷点下10度といったところ。
    さまざまな色・形の花火が上がります。いったん消えたように見えて落ちながら火花が散るものやシャワーのような筋を見せるもの、趣向もいろいろ。
    花火に効果を加える光の使い方もよかったです。そしてふと気付くとやくざさんがいない。
    彼は花火をどこで見たのか気になります。

    花火を見た後は氷の滑り台、小さい子に混ざって並びます。水を流せばもっと滑ったのでしょうが怒られそう。
    大きい滑り台はやっていましたが小さいものは閉まっていたり催し物も終了していたり。
    ここで早く着いていたらしいもう一組と合流。屋台を回って氷像を見に行きました。
    今年のテーマはファンタジーだったのか、ライオンに乗る戦士、グリフィンやキマイラといった空想的な氷像が並びます。中空のイルカや表面の凸凹が忠実に再現された大烏賊、捩れたなめらかなユニコーンの角が印象的。
    氷像は雪像と違って透明なのでライトがまた違った効果を与えます。雪景色に氷像を眺めるといかにも冬の北海道にいると感慨深い。

    会場を後にして温泉へ。水風呂、電気風呂、漢方風呂(薬効のある植物を使ったお湯の蒸し風呂)、屋外には露店風呂。屋外にいると髪が凍ります。
    温泉から上がった後というのも油断しやすいポイント。さっちゃんは察して出口にいたのにまたしてもやくざさんの姿が見えません。

    ミニバンは途中のスーパーで酒とつまみを調達して小屋へ。
    寄ったスーパーの隣にはトイザラスがあり、去年このあたりでヒッチをしたことを思い出していました。
    スーパーの牛乳コーナーによつ葉牛乳が並ぶのを見るたびにここは北海道なのだと感じます。地元では百貨店の食品売り場でしか見ない。

    小屋の前の道でトラブル発生、先行した車が雪にはまっていました。みんなで掘ったりタイヤの下にヘルパーかませたり押したりして何とか脱出したのですが、せっかく居合わせた人がいなくなっていました。小屋で寮外の人と一緒に過ごせると期待したのに。
    さらにミニバンが懲りずに突っ込んで雪に埋まるという事態に。除雪車がしばらく入っていなかった雪は深くてとても小屋までたどり着けはしませんでした。
    勢いよく吹き溜まりに突っ込んだのでどうしようもなく、とりあえず明日考えようと小屋へ。24時は回っていたはず。
    私は久し振りの小屋なのでいろいろ忘れていました。
    ともかくもストーブをつけてお湯を沸かしたり服を乾かしたりしながら酒盛り。
    士幌の夜は「読み飲み語り夜は更け」(寮歌『草は萌え出で』より)ということが多いのですが、小屋でだけでなく行き帰りの車中でも普段と違った距離感で話すことができます。
    そのあたりから士幌が好きになる人も結構いるようです。

    翌朝は早めに起きてアリゾナさんとローションさんと士幌の住宅街に降りました。委員OBの松永さんという方のお宅をおじゃまして雪かき道具や牽引用具を貸していただきました(本当にありがとうございました)。
    1時間2時間ミニバンを救助しようと雪かきしたり牽引しようとしたりしましたが歯が立たなくて、結局OBのハブさんに紹介していただいた佐藤技研さんが重機を入れて下さってようやくミニバンが復帰します。
    小屋では朝食隊長(ツアーでは何かと隊長を振ります)のてじーさんが煮込みうどんを作ってくれていて、いろいろ落ち着いた頃にはもう昼。代議員会に合わせて熊谷さんエドさんてじーさんやくざさんは帰寮。

    ミニバン組はまず松永さんのお宅にお礼に伺ってからピアしほろ21(道の駅)でしほろチップスを箱買い、その後「大草原の小さな家」へ。
    田舎料理バイキングで人気の店、寮生にもファンが多いところです。
    そのまましかりべつ湖コタンへ向かいます。
    凍結した湖の上にコタン(アイヌ語で「村」)ができており、恒例のアイスバーが営業していたり現場制作のビデオが流されていたり。もちろんイグルーの中でです。
    冬中かけてコタンが拡大していくのだそう。
    温泉も去年と同じようにできている、と思ったらなぜか入ることに。
    足元のマットが多少凍りついているくらいでそれほど寒く感じなかったのが意外です。
    湖上からの眺めはとても良くて、然別湖周辺の山並が見渡せます。折よく晴天。

    ポーズをとって記念撮影していたらしい士幌委員長を置いて車に戻り、今度は彩凛華というイベントの会場へ。
    周辺に流星の滝・銀河の滝という名所があるのですが暗くなりそうなので今回は行きません。
    日が落ちても好天は続き、夕焼けが残る西の空の反対にはオレンジがかったきれいな丸い月が昇ってきます。
    天文同好会のさんおつさんが星についていろいろ説明してくれたり、誰が言い出したのか「月がきれいですね」の話をしたり。
    夏目漱石は”I love you”をそのように訳したらしく、返しとしては「寒いですね」は「もっと近くにいてください」、「暖かいですね」は「あなたがいてくれて嬉しいです」の意らしいとのこと。
    ふと誰かが(ローターさん?)「あなたより月がきれいですね」と言ってみたらさんおつさんが「でも、手の届かない月より近くのあなたの方がいいです」と返して車内は大爆笑。
    さんおつさんは「あなた」のフォローのつもりで言ったと弁明したのだけどいかんせん皮肉が効きすぎています。「高嶺の花を思うより自分にも落とせる『あなた』で妥協する方がマシ」という意味にしか取れません。第102回寮祭MVPは伊達ではなかったようです。
    十勝川温泉で行われていた彩凛華ではイルミネーションを見るなどして帰寮。

    のはずが、何故かローターさんの実家がある室蘭に向かうことに。
    室蘭への道中もいろいろ話して、いつの間にか苫小牧を過ぎて室蘭。初めて来ます。
    ローターさんが部活で走っていたという山の中腹あたりから白鳥大橋を見下ろして工場の町の夜景を見て、ひときわ細かい黄色い光が固まっているあたりが新日石だと教えてもらったり、風車があるのを見せてもらったり、もうひとつあったのはなくなったと聞いたり、津軽の海を見渡したり。工場夜景が見られるのもあと少しだけです。
    それからぐるぐると高くなっていく道路を通って白鳥大橋を(東日本最大の吊り橋らしい)を右に海を左に新日石を眺めながら渡って展望台へ、札幌とは全然違う入り組んだ地形はジブリにありそうな寂れた海辺の工場町といった趣。
    ひとしきり眺めて今度こそ帰寮。戻ったのは4時半頃だったでしょうか。
    以上、ツアー報告でした。

    魚肉(卒・いたら3、ツアー当時2)

    編集・えの(2)



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    【2013/08/24 02:55】 | チセの日々
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    Chichi-Kenya(4)
    魚肉さんの記事は、執行委員の「つぶやき」のころから興味深く読んでますよ。せっかくだから写真が見つかったら、改めて貼り付けてあげないとね。

    魚肉さんの文章も面白いですけど、いつも感心していたのは、目の付け所や、モノの見方が他の人と違ってユニークだな~って思っていました。
    魚肉というより、魚眼レンズで世界を覗いているんじゃないのかな?

    今回も雪の中でクルマが立ち往生して、雪の扱いも判らない内地出身の子供たちが大変に、おうじょうする様子などが、サラリと書かれていて、あのアッサリした性格の魚肉さんらしいなと思いましたよ。



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    魚肉さんの記事は、執行委員の「つぶやき」のころから興味深く読んでますよ。せっかくだから写真が見つかったら、改めて貼り付けてあげないとね。

    魚肉さんの文章も面白いですけど、いつも感心していたのは、目の付け所や、モノの見方が他の人と違ってユニークだな~って思っていました。
    魚肉というより、魚眼レンズで世界を覗いているんじゃないのかな?

    今回も雪の中でクルマが立ち往生して、雪の扱いも判らない内地出身の子供たちが大変に、おうじょうする様子などが、サラリと書かれていて、あのアッサリした性格の魚肉さんらしいなと思いましたよ。

    2013/10/06(Sun) 17:10 | URL  | Chichi-Kenya(4) #-[ 編集]
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